不受規則束縛的自由魅力,女性饒舌歌手的時代來臨

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  • 作者: 音樂地圖
    • 201809/1512:47

    ◎受相關海選節目的影響,chanmina DAOKO、AKKOGORILLA等女性饒舌歌手在日本音樂業界開始嶄露頭角,雖然嘻哈音樂在國際已是音樂業界的中心,但目前在日本還無法登上排行榜前端,而可以打破現狀的契機有可能是女性饒舌歌手。
    ◎根據美國市調公司在2017年7月的調查,當時HIP HOP/R&B首次超越搖滾樂,成為賣最好的音樂類別。反過來看日本,90年代初發行的〈DA.YO.NE〉等歌曲大紅後,在流行歌曲中放入一小段饒舌成為常見的模式。當時活躍的饒舌歌手包括RHYMESTER、BUDDHA BRAND,1999年則有「Grateful Days」(Dragon Ash featuring Aco,Zeebra)帶來話題,2000年接續有KICK THE CAN CREW及RIPSLYME等饒舌歌手活躍於市場。
    ◎但日本的嘻哈音樂在2000年以後迅速衰退,除了音樂業界整體景氣不佳外,主因是饒舌嘻哈音樂在日本大眾中的觀感不佳,感覺就很「不良」的饒舌歌手讓日本大眾為之卻步。打破這個狀況的是2015年的《FREESTYLE DUNGEON》節目,選手用即興饒舌互相挑釁,除了帶來娛樂效果,也讓觀眾見識到高超的饒舌技巧。另外還有2012年《BAZOOKA!!!》節目的「高中生饒舌選手權」企劃,高中生用饒舌表現心情帶出同世代的共鳴,讓饒舌嘻哈音樂在年輕世代中的影響力增加。
    ◎最近有幾組跨越音樂種類合作的女性饒舌歌手備受注目,比如AKKOGORILLA×向井太一や、DAOKO×米津玄師,另外還有女高中生饒舌歌手Chanmina最近也常在電視節目上演出。日本的音樂至今為止都保有著獨特的文化特色,但一出國外,其特色較難以通用在世界舞台上,如果能在饒舌嘻哈音樂上再加以發展,或許能有機會誕生能在世界舞台上活躍的日本饒舌嘻哈歌手。

    詳細全文:


    BSスカパー!『BAZOOKA!!! 高校生RAP 選手権』やテレビ朝日系『フリースタイルダンジョン』などの番組効果もあってHIP HOP アーティストが注目されるようになり、ちゃんみなやDAOKO、あっこゴリラなど、女性ラッパーがメジャーシーンで頭角を現すようになった。海外ではHIP HOP が音楽シーンの中心だが、まだまだ現状の日本ではヒットチャートの上位にランクインしていない。海外同様にシーンの活性化や世界でも活躍するJ-HIP HOP アーティストの誕生など、その着火点となりうる“女性ラッパー”に着目し、可能性を紐解いていく。
    若年層を中心に一般化しつつある新たなラップ文化
    2017年7月、アメリカの市場調査会社・ニールセンが発表した「音楽ジャンル別消費量調査」でHIP HOP/R&Bが史上初めてロックを抜き、最も売れている音楽ジャンルとなったことが話題を呼んだ。
    翻って日本では、「今夜はブギー・バック」や「DA.YO.NE」といった90年代初頭の大ヒットを起点として、ポップス曲にラップを盛り込むことが一般化。一方でRHYMESTERやBUDDHA BRAND といった本格的なラップアーティストも多数活躍した。さらに1999年には「Grateful Days」(Dragon Ash featuring Aco,Zeebra)が大ヒット。2000年代のKICK THE CAN CREWやRIPSLYMEといったポピュラリティのあるアーティストの活躍に繋がっていく。
    ところが2000年代中盤以降、日本のメインストリームにおけるラップ/HIP HOPの勢いは急速に衰えていく。これは音楽業界全体の売上低下に伴うものでもあるが、それだけではなく、ラップ/ HIP HOPというジャンルの出自であり、また魅力の一端でもある「不良性」が一般にも浸透し、「いかにもわかりやすい悪そうなラッパー」のイメージから、大衆の心が離れてしまったことも原因として考えられる。
    かくしてラップ/HIP HOPというジャンルを追求するアーティストはアンダーグラウンドでしのぎを削るようになり、日本の音楽シーンもグローバルのトレンドと、大きく乖離していった。この状況を打破したのが、2015年から放送されているEX系『フリースタイルダンジョン』だ。対戦者同士が即興ラップで罵り合うフリースタイルバトルのリアリティショー的な生々しい面白さはもちろん、よどみなく繰り出される即興ラップのスキルも視聴者を魅了。重要なのは、この番組を通して地上波という大衆性のあるメディアで放送され、人気を得たという点だ。
    また同番組に先立つ2012年より、BSスカパー!のバラエティ番組『BAZOOKA!!!』の企画で開催されている
    「高校生ラップ選手権」も、ラップ/HIP HOPを浸透させた功績は大きい。等身大の言葉で思いを表現する高校生ラッパーたちのまっすぐさは同世代の共感を呼び、今や“フリースタイルバトルの甲子園”として定着している。
    型にはまらない表現の自由さも若い世代を惹きつけ、学校の放課後などに友だち同士で輪になり、そのときの感情や思いをラップで披露し合う「サイファー」に興ず光景も、今や全国に波及している。近年はトヨタ自動車の「実写版・ドラえもん」や、菅田将暉出演の「ファンタ」、桐谷健太出演の「ケンタッキーフライドチキン」など、ラップを盛り込んだCMも目立つ。リズムに乗せてキャッチーにメッセージを伝えるという手法は、たしかにCMとの親和性が高い。
    他ジャンルと積極的にコラボする女性ラッパーが続々
    こうした状況からも、ラップ/HIP HOPがメインストリームに躍り出るのは、時間の問題と言えるかもしれない。本誌ではその着火点になり得る存在として、今回の特集である“フィメールラッパー”に注目したい。日本のラップ/HIP HOPシーンは長らくアンダーグラウンドでそのカルチャーを守り続けてきただけに、ある種「島化」しており、そのためメジャーなジャンルとの絡みを嫌う傾向があるとの指摘もある。
    その点では女性ラッパーは柔軟で、近年の例でも、あっこゴリラ×向井太一や、DAOKO×米津玄師といった、ジャンルを超えたコラボレーションが活発化。振り返ってみれば「今夜はブギー・バック」や「DA.YO.NE」も他ジャンルとのコラボによる成功例である。また、“女子高校生ラッパー”として話題となったちゃんみなは、頻繁に地上波のバラエティ番組に出演。請われればフリースタイルを披露することもあり、音楽以外からの入り口も広げている。
    昨年1月には、プラチナムプロダクションが主催する女性ラッパーを対象としたMCバトル大会『CINDERELLA MC BATTLE』を開催。初代グランプリをあっこゴリラが獲得している。今年12月には第3回大会本選の開催が決定しており、新たな才能あふれる女性ラッパーの出現が期待される。
    長らく日本の音楽シーンは、世界のトレンドとは異なる独自の発展を遂げてきた。それは良い面もあるが、一方でグローバル市場で勝負しにくいという弱点ともなっている。日本におけるラップ/HIP HOPのメインストリーム化は音楽シーンをバリエーション豊かなものにするとともに、世界で活躍できるアーティストの誕生にも寄与することは間違いないはずだ。

    ORICON
    https://bit.ly/2LWtfR1